おわりに

小児の便秘症では、早期の診断や十分な治療が行われないと、悪循環によってより頑固な便秘に進展することも少なくないです。したがって、排便回数の減少や排便困難を認めた場合は、患児のみならず親の十分な協力のもと、まず必要であれば便塊除去を行い、排便日誌をつけさせて生活指導や食事・薬物療法を適切に行っていくことが必要です。