グリコがマスクを作る、という不思議。
酵素利用の技術が活かせる範囲は無限大です。

江崎グリコ株式会社
健康科学研究所
マネージャー

寺田 喜信

てらだ よしのぶ
博士(農学)

私たちの技術は、酵素を利用して新しい糖の素材をつくったり、糖を含む食品を改良したりするものです。
一方で自然界では、光合成で合成された糖をデンプンやグリコーゲンなどのエネルギー源としてだけではなく、植物のセルロースのような生物を形作る物質としても利用しています。
私たちの酵素利用技術を使って作った糖の素材も、アミセルを使った不織布マスクのような食品以外の分野でも利用できるものです。今後も、酵素を利用して作った素材を、さまざまな分野で世界の人々の役に立つようにしていきたいと思っています。

略歴

  • 1992江崎グリコ株式会社 入社 生物化学研究所
    糖質関連酵素の基礎研究
    上記酵素を利用した、シクロアミロース、αGヘスペリジンなどの製造および用途開発研究
  • 2003大阪府立大学 客員研究員
    シクロアミロースのカーボンナノチューブ分散剤としての応用研究
  • 2009健康科学研究所
    酵素合成アミロースの用途開発の結果として、機能性繊維アミセルを開発
    糖質関連酵素の利用技術を用いたデキストリンなど糖質素材の開発および用途開発研究