唐辛子のおはなし

唐辛子と健康

ここでは唐辛子に含まれる成分について、見ていきましょう。

辛さの秘密

唐辛子の辛さは、カプサイシン類と呼ばれる辛み成分によるものです。
カプサイシン類というのは主に下記の5種類を指します。

  • カプサイシン
  • ジヒドロカプサイシン
  • ノルジヒドロカプサイシン
  • ホモカプサイシン
  • ホモジヒドロカプサイシン

これらの成分は唐辛子の品種によってその比率は変化しますが、カプサイシンとジヒドロカプサイシンとで、
カプサイシン類の約90%くらいを占めています。

カプサイシン類には、次のような働きがあるといわれています。

体温上昇
  • 体温上昇、発汗し、脂肪を燃焼させます。
  • 胃を刺激し、食欲を増進させます。
  • 辛みを感じることによって、
    塩分が少なくても薄味と感じません。

なおカプサイシン類は熱に強いので、調理で加熱してもその成分に変化はありません。

辛さ以外の成分

唐辛子は辛さだけではありません。ビタミンA、ビタミンEを多く含みます。また、ビタミンB2、鉄、カリウムも豊富です。

唐辛子は辛いですから、一度にたくさん食べることはできませんが、実は栄養豊富な食物なのです。

唐辛子の栄養成分(果実、乾燥)

可食部100gあたり

エネルギー 345kcal 0.85mg
水分 8.8g ビタミン A
(レチノール当量)
1500μg
たんぱく質 14.7g ビタミンE
(α-トコフェロール)
29.8mg
脂質 12.0g ビタミンK 58μg
炭水化物 58.4g ビタミンB1 0.50mg
灰分 6.1g ビタミンB2 1.40mg
ナトリウム 17mg ナイアシン 14.0mg
カリウム 2800mg ビタミンB6 3.81mg
カルシウム 74mg 葉酸 30μg
マグネシウム 190mg パントテン酸 3.61mg
リン 260mg ビタミンC 1mg
6.8mg 食物繊維総量 46.4g
亜鉛 1.5mg  

(文部科学省 科学技術・学術審議会 資源調査分科会編 日本食品標準成分表 2010)


唐辛子のおはなしTOPへ