母子健康協会 > ふたば > No.73/2009 > 親と一緒に子育てを > 3.子どもが育つコミュニケーション > 4.生身の会話(ふれあい)の重要性
第29回 母子健康協会シンポジウム 親と一緒に子育てを
3.子どもが育つコミュニケーション
東京慈恵会医科大学名誉教授 前川喜平先生



4.生身の会話(ふれあい)の重要性


 科学が進歩して生活が便利になると、減少するのが「ふれあい」と「生身のコミュニケーション」です。ところが、人間というのは理屈だけで生きていかれないのです。昔だったら自然に身についていた、そういう会話の仕方とかコミュニケーションが、努力しないと身についてこないのです。ですから、これからはぜひ聴くことの大切さを認識して、お互い心が通い合う保育をしていただきたいと思います。
 最後に、「普通の会話から癒しの会話へ」。本当は会話というのはお互いを癒し合うんですね。ですから、ぜひ癒し合う会話に持っていってください。
 これで大体私の話は終わって、あとは、皆様といろいろな問題について討論したいと思います。ありがとうございました。(拍手)




母子健康協会 > ふたば > No.73/2009 > 親と一緒に子育てを > 3.子どもが育つコミュニケーション > 4.生身の会話(ふれあい)の重要性
事業内容のご紹介 協会の概要活動の概要設立の経緯協会のあゆみ健康優良幼児表彰の歴史
最近の活動のご紹介
小児医学研究への助成 機関誌「ふたば」の発行シンポジウムの開催 Link:Glico