ビタミンKとは

 ビタミンKは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつです。私たちの体では食品から摂取するビタミンKと、体内の腸内細菌や組織でつくられたビタミンKとの両方を利用しています。

どんな働きがありますか

 ビタミンKは、出血した時に血液を固めて止血する因子を活性化します。また、骨の健康維持にも不可欠で、骨にあるたんぱく質を活性化し、骨の形成をうながすことも知られています。このため、ビタミンKは骨粗しょう症の治療薬としても使われています。さらに、血管(動脈)の健康にも役立っています。

どんな食品に多く含まれていますか

 ビタミンKは納豆に非常に多く、1パック(40g)には240μgも含まれています。その他には、こまつ菜やほうれん草などの緑黄色野菜にも多く含まれています。
 なお、血液の抗凝固剤(固まらないようにする薬)を飲んでいる人では、納豆を避けるように指導されますが、これは納豆に豊富なビタミンKが薬の効きを悪くしてしまうからです。

どれくらいとったらよいですか

 ビタミンKは腸内細菌によってもつくられますし、いろいろな緑黄色野菜に多く含まれるため、通常の場合は不足する心配はほとんどありません。ただし、抗生剤を長期間飲み続けている人では、体内の腸内細菌からの供給が不十分になるため不足する場合があります。一方、ビタミンKは油溶性ビタミンのひとつですが、通常の食生活では過剰症の報告はされていません。

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