脳の血流UP スティック菓子 脳の血流UP スティック菓子

スティック菓子を前歯で噛むことの脳血流上昇効果の検証試験

脳の主な機能

脳は大脳と、脳幹、小脳からなる。
大脳は、前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉にわかれ、それぞれに異なる機能を持つと言われている。例えば前頭葉は、ものを考える・運動の指令をする、頭頂葉はものを感じ解析するなどである。

前頭葉に位置する前頭前野は、短期記憶や、思考、意思決定等を司っており、脳の司令塔とも呼ばれている。

脳は、多くの栄養と酸素を必要とし、それらは血液によって、脳まで運ばれる。


噛むことの効果

「噛むこと」は、食物を噛み砕き嚥下と消化を助けるだけでなく、ストレス軽減や眠気防止にも効果があると言われている。

さらに、近年「噛むこと」の記憶や注意などの認知機能改善への有効性が示されつつある。(参考文献)

ところで、当然ながら食品を「噛む」には、前歯を使う場合と、奥歯を使う場合がある。前歯は、食べ物を噛み切り、奥歯は食べ物を噛み砕くという役割をもつが、両者において、脳機能への影響も異なるのではないかと考え、試験を行った。

試験には、前歯を使う比率が比較的高い食品として、スティック菓子を用いることとした。

参考文献:
http://www.hotetsu.com/s/doc/irai201107_001.pdf

株式会社日立ハイテクノロジーズとの共同研究
スティック菓子を前歯で噛むことの脳血流上昇効果の検証試験を実施

株式会社日立ハイテクノロジーズ製の、近赤外分光法を応用した光トポグラフィ装置「ウェアラブル光トポグラフィ WOT-220」を用いて、スティック菓子を前歯で噛んだ時と、奥歯のみで噛んだ時の脳の前頭前野と呼ばれる部分の血流を比較した。

【被験者】
30〜40歳代女性10名
【デザイン】
非盲検クロスオーバー比較試験
【サンプル】
長い菓子 or 短い菓子(試験では、ポッキーを使用)
【計測項目】
長い/短い菓子を噛んだ時の脳血流

長い/短い菓子を噛んだ時の脳血流の結果
前頭前野の脳血流を表したトポグラフィ画像より、長い菓子を噛んだ時(前歯を使って噛む)の方が、短い菓子を噛んだ時(奥歯のみを使って噛む)よりも、脳血流は高い傾向にあった。