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健康科学研究所が生む、
未来の「おいしさと健康」
江崎グリコ株式会社
取締役 常務執行役員 研究部門統括 研究本部長
兼 健康科学研究所長
栗木 隆 (工学博士)

長年培った素材研究と技術力を応用すれば、
多様性の高い“おいしさと健康”は実現できる!

2007年および 2009年に複数の研究所を統合・強化し、現在の健康科学研究所の体制へと変わりました。これは 2000年から始まったグループ全体最適の視点から、研究領域での選択と集中を果たすために行った改革です。

食品を構成する「糖」「たんぱく質」「脂質」の3大栄養素研究の中で、成果の上がっていた 「糖」と「糖質関連酵素」を中心に据え、その研究成果の共有を推進しました。また研究成果をグループ全社の財産として共有することで、多様な商品を生み出す力はより高まっています。

ここでの成果は、最終商品のシーズとして活用されるだけでなく、グリコ独自の新素材として外部に販売するといった新事業の展開にも発展しています。新素材事業の売上成果は、5年前に比べ、約180%と増加しています。

また創業当時から取り組んできた「グリコーゲン」研究でも、90年を迎える節目に大きな成果を生みました。グリコ独自の素材、「酵素合成グリコーゲン」の開発成功です。この素材は、免疫力を高める効果が動物実験で認められており、日本に先立ち既に米国で販売の案内を開始しています。

健康科学研究所の成果を生み出すのは、一人ひとりの研究員の力です。研究員には志が高く、世の中のためになることを考える人であって欲しいですね。「“グリコの強みは研究開発”と言われ続けるよう、チャレンジ旺盛で、世界でトップを目指す研究に取り組み続け、商品を通じて社会の「おいしさと健康」に役立っていきたいと考えています。

栗木 隆 (工学博士)

略歴

1990(平成2)年 工学博士
1990-91(平成2-3)年 Alberta Research Council博士研究員
1993-95(平成5-7)年 Michigan State University博士研究員
2000(平成12)年 江崎グリコ株式会社生物化学研究所 所長
2006(平成18)年 江崎グリコ株式会社 取締役 研究部門統括 研究本部長
兼 生物化学研究所長 (現在に至る)。
2008-2012(平成20-24)年 日本応用糖質科学会 副会長

研究分野

応用酵素学

主要著書

Recent Advance in Carbohydrate Bioengineering, The Royal Society of Chemistry, Cambridge. 1999. など多数

受賞歴

  • 平成9年

    日本応用糖質科学会 奨励賞受賞

  • 平成11年

    日本生物工学会 斎藤賞受賞

  • 平成25年

    日本応用糖質科学会 学会賞受賞