プティ・ルソン・ドゥ・ショコラ⑪チョコレートのテンパリング②

皆様こんにちは、杉本都香咲です。
さあ、今日はいよいよ<テンパリング>をしてみましょ!

①まずはチョコレートを湯煎で溶かします。
購入したチョコレートがブロックのものであれば、牛刀などを使ってあら刻みしてください。コイン状のものを購入された場合はそのままボウルに入れてください!ボウルに水気はありませんか?乾いたタオルでしっかり拭いてからチョコレートを入れましょう。

②お鍋にお湯を沸かします。お湯の温度は60~70℃、沸騰してるようなお湯ですとあっという間にチョコレートが劣化する温度になってしまい、テンパリングも出来なくなりますので要注意!お湯が準備できればチョコレートを入れたボウルをのせて溶かします。(たまにゴムベラで混ぜてください。)
※別途チェック用として、最初に溶かしたときのサンプルをあらかじめ用意しておいてください。(サンプル【A】)

③チョコレートの温度が50℃になればお湯から外します。ボウルの底をしっかりと拭いてください。

④ボウルを冷蔵庫に入れます。5分くらい入れたら一度冷蔵庫から取り出して混ぜます。再び冷蔵庫へ入れ、同じことを繰り返します。25~26℃程度になれば冷蔵庫で冷す作業は終わりです。

⑤今度はボウルを温めます。先ほどの湯煎を使いますが、先ほどよりは少し温度が低い方が(40℃~50℃)温度が上がりすぎず、安全です!ボウルの底を5秒ほどお湯につけ、お湯から出して混ぜます。理想の温度は「31℃」。その温度まで作業を繰り返します。お鍋のお水がチョコレートに入らないよう“十分に”注意してください!

⑥「31℃」になれば作業終了です!
<テンパリング>が出来ているはずですが、万が一出来ていないと固まらないので<テンパリング>完了チェックをしましょう!

<テンパリング>前のサンプル(【A】)と比較してみます。サンプル【A】と同様にして、<テンパリング>作業が終わったチョコレートもスプーンなどにつけます(サンプル【B】)。
【A】と【B】を同時に冷蔵庫に入れて3分ほど待ちます。3分間経ったあとに冷蔵庫から両方出します。出したサンプルはおそらく両方とも固まっていると思いますが、同時に指で触ってみてください。

【A】の方はすぐに溶け、【B】はある程度溶けずにいたはずです。<テンパリング>していないものは、冷せば固まっても常温ではすぐに溶けてしまいます。

いかがでしたか?ちゃんと固まりましたか?
もし固まらない場合は再度①からやり直してみましょう、きっとどこかで温度が間違ってしまったのかもしれません。

※このように固まるチョコレートに<テンパリング>できたものは、放っておけばボウルの中で温度が自然に下がり固まってしまいます。作業中29℃を下回ってくれば、再度湯煎に数秒つけて30~31℃を保つようにしてください。

苺の周りをコーティングしてみたり、型に流し込んでみたり、メダル状に絞ったものにナッツやドライフルーツをのせてみたり、テンパリングができる事によっていろいろなものが作れるようになります♪
バレンタイン以外でも是非頑張ってチャレンジしてみてください!
choco_bara.jpgmendian.jpg

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プロフィール

プロフィール

杉本都香咲(すぎもと つかさ)

東京・吉祥寺で洋菓子教室「Mes Enfants Capricieux」を主宰。
企業のレシピ開発、パティスリーの技術顧問及びプロデュースなどを担当、教室内外にて活躍中。
製菓専門学校の教職も務めてきたパティシエール。

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