お酒とチョコレートの関係パート③-3

皆様こんにちは、杉本都香咲です。

朝晩かなり寒くなってきましたね~! 朝はお布団から出るのが一苦労です。私は手足が冷え性で、手はテンパリングしたチョコレートが固まってしまうくらい冷たく(一体何℃なんですかね、私の指先の温度は…)、足も自分の足の冷たさで起きてしまうくらいです。起きてもお布団からは出られないんですけどね(笑)

そんな寒いときはラム酒ですね…、って強引に持っていきますけど!(笑) さあ、前回まではラム酒単独でのテイスティングのお話でしたが、いよいよチョコレートとの組み合わせです。今回はボンボンショコラを4種類と、ホワイト・ミルク・スイートチョコレートでそれぞれ作ったシンプルなチョコレートムースを合わせます。

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ボンボンショコラ一つ目は<パレ・ドール>。私が研修をしたフランスはリヨンの老舗のショコラティエ<ベルナッション>のスペシャリテでもあります。柔らかいチョコレートクリームのガナッシュをチョコレートでコーティングし、表面に金箔を施しています。皆さんチョコレートを一口、そしてデメラララムから合わせます。「合わない訳はないか~」「舌に残ったチョコレートをラム酒が運んでいく感じ。食べた後、口がすっきりしますね」。そしてネグリタラムへ。「もしかしたらこちらの方がチョコレートの味は際立つかも」そうなんです、デメラララムと一緒に食べた時より<パレ・ドール>の味が伝わっくるような。デメラララム、それだけでかなり濃厚なのでしょう。

2つ目のボンボンショコラはコーヒー風味の<ガテマラ>。ミルクチョコレートにコーヒー風味の生クリームを合わせたガナッシュを、ミルクチョコレートでコーティングしています。コーヒーとラム酒も相性は良いですよね♪ なので私はこの<ガテマラ>との試食が楽しみでした。教室でも「ここ、チョコレート美味しいですね♪」と意外と人気があってビックリしましたが、コーヒーが苦手な方でも大丈夫なようです。コーヒー牛乳みたいなものなんでしょうか?!「これも無難な組み合わせですね、どっちもいけますね」ラム酒とコーヒーの黄金コンビ、どちらのラム酒も美味しくいただけました!

問題はここから。3品目のボンボンショコラは<パレ・フランボワーズ>。こちらは木苺風味のガナッシュ、しかもかなりカカオ分が高いチョコレートを使っています。木苺とラム酒は相性的には微妙ですが、グリコの江川さん、大好きなんですよね、甘酸っぱいスイーツ♪(余談:最初にボンボンショコラの中身を説明した際、明らかに江川さんはこのチョコレートに興味深々でした!)さっそく江川さんからテイスティング。江川さん、ある意味木苺の味で満足されていたようでして…ラム酒は関係なかった!? いやいや、そんなことはなくて「フルーティーなつながりでネグリタラムの方なら合うようですね」なるほど~!

そ、そういえばここまでかなりラム酒を多く飲んできましたが、さきほどお顔真っ赤っかだったHさんは大丈夫でしょうか…わーーー、更に赤い! 大丈夫じゃない! でもちゃんとテイスティングしてくれています、さすがです。私ならその辺で横になって寝てるところです、絶対…。けれどもテイスティングは容赦なく続けます(笑)

4品目はスイートチョコレートでコーティングした<コアントロー>。こちらはオレンジのリキュールです。しかもかなりの量が入ってます。「やっぱりネグリタの方が合わせやすいかな?」「デメラララムの方も合いますね」と意見は分かれました。チョコレート自体に別のお酒を沢山含んでいると、好みにもよりますが合わせるのは難しかもしれません。今度はラム酒風味のボンボンショコラを作ってみたいと思います。

そんなこんなでテイスティングを続けていると、ぼそっと眞貝シェフが言いました。「デメラララムを煮詰めたら、きっとあま~いソースが出来そうですね、美味しそうだな~!」と。私は「今度新しいソースを作るときに試してみるのかな?」と思い、聞き流してトイレに中座。飲むと近くなって困ります(笑)そして戻ってきたら…えええ?! なんと教室のガスコンロから火柱が上がっているではないですか!!! 眞貝シェフのファイアーショーが始まっています! 教室が燃えちゃう~(TOT)

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この会、一体どうなるんでしょうか?!

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プロフィール

プロフィール

杉本都香咲(すぎもと つかさ)

東京・吉祥寺で洋菓子教室「Mes Enfants Capricieux」を主宰。
企業のレシピ開発、パティスリーの技術顧問及びプロデュースなどを担当、教室内外にて活躍中。
製菓専門学校の教職も務めてきたパティシエール。

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