<お酒とチョコレートの関係パート2②>
皆様こんにちは、杉本都香咲です。
お酒と味わうチョコレートの第2弾の続きです。

イタリアのスプマンテの一つ<モスカート・ローザ>に合わせた2品目は、教室のメニューとしても定番の一品。ホワイトチョコレートムースにココア風味のスポンジと、木苺をゼリー寄せしたような具を詰め合わせたケーキ<フルール・ドゥ・ネージュ>直訳すると<雪(ネージュ)の花(フルール)>となります。
季節がもう少し後でしたら、木苺の中に、更にフレッシュの苺を入れてベリー感たっぷりにしたかったのですが、流石にまだ美味しそうな苺には出会えず…。
(余談ですが、先週北海道産の苺が果物屋さんにありまして、クリスマスケーキの撮影に使いました!常には入荷してこないらしく、今回仕込みをするときは手に入りませんでした、残念。)
さてこのホワイトチョコレートのムースは、どちらかと言うと甘いムースなので中の酸味(木苺)がアクセントになります。参加者の男性からは、「もう少し、中の木苺が沢山あった方が嬉しいですね」とのご感想。そう、いつもの配合で作ったのですが、思えば口当たりがさっぱりしているとは言え、<モスカート・ローザ>自体の甘さを考えると、いつもの配合よりも木苺の分量を増やすべきでした、うーん反省。男性陣にはホワイトチョコレートムースは甘かったようですね(ごめんなさい!)
お菓子の配合に関して言えば、私の一番尊敬する師匠は、同じお菓子の配合を何パターンも持っていて、気温や天気によって変えたりしていました。配合表見て驚かされました。「今日はこの配合で計量しておいて!」って言われることもしばしば…。そんな師匠も、もう引退して今頃はノルマンディーで元気に暮らされていらっしゃることと思います。

続いてはセミスイートチョコレートムースと、前回試飲しました<トゥニー・ポート>を使ったサヴァランを巨峰の軽い赤ワイン煮と組み合わせた一品。セミスイートチョコレートは少々酸味のあるものを選びムースに。表から見るとわかりませんが、ブリオッシュ型で焼き上げたサヴァランの中には巨峰が1粒隠れています。「このサヴァラン、食べやすいですね~!」「凄くあっさりしていますね」とのご感想をいただきました。きっと、シロップの甘さは水っぽくならない程度に糖度を下げて、巨峰の味もさっぱり感を引き出してくれたのではないかなと思います。
<トゥニー・ポート>の素晴らしい香りと<モスカート・ローザ>のフルーティーな香り、そして巨峰の瑞々しさをチョコレートムースと一緒にパクッと味わっていただけると、元々<サヴァラン>が大好きで、パリでサヴァラン食べ歩きをして翌日二日酔いになった(本当にお酒が強くなりたい!)こともある私もかなり気に入りました。
では、しっかりケーキ系2品が続きましたので、最後はアイスクリームで締めくくりたいと思います。(続く)








