2009年08月 アーカイブ

紅茶と味わうチョコレート その①

皆様こんにちは、杉本都香咲です。
突然ですが、みなさんに質問です! 一日のうちで一番飲む飲み物ってなんですか?

私はコーヒーです。一日3杯以上は必ず飲みます。(余談ですが、コーヒー以外に大好きな飲み物がもう一つ…詳しくはこちら! 
【杉本都香咲の気まぐれ日記~Quatre sentiments principales】

以前、私の両親がコーヒー専門店を経営していたこともあり、家族みんながコーヒー好きなのです。
とは言え、子供の頃は全くコーヒーが飲めず、何故両親があんなに苦い飲み物を喜んで飲んでいるか不思議に思っていたものです。

そんな私に転機が訪れたのはフランスへ行ってから。
今まで食べたことの無いお菓子や料理を食べているうちに、私の味覚にも変化がありました。
それまで食べられなかった<ウニ>や<牡蠣>。そして飲めなかった<コーヒー>が飲めるようになったのです。ま、大人になった、ということだったのかも知れませんね(笑)

それ以来、基本的にはコーヒーを飲むことが多くなったのですが、最近ふつふつと、紅茶にも興味が再燃してきたんです。そこで今回は「紅茶に合うチョコレートの楽しみ方」を考えてみました♪

chocoice02.jpg
本日ご紹介する楽しみ方は<チョコレートアイスクリームのライムマーマレード添え>です。

アッサムやウヴァなどの味がしっかりした紅茶をそのまま楽しむのであれば、きっとまったりとしたチョコレートアイスが合うかと思います。

また、爽やか系の紅茶がお好みという方には、チョコレートアイスに、このライムマーマレード(ライムマーマレードが手に入らない場合は、グレープフルーツやレモン、オレンジマーマレードなどでもOK!)を添えて味わってみてはいかがでしょうか。

ちなみに私はニルギリと一緒にいただきました♪
暑い夏、機会がありましたら是非お試し下さい!さーて、私はもう一口、チョコレートアイスを食べちゃいます!

グラス・オ・ショコラ・ブラン

皆様こんにちは、杉本都香咲です。
暑いのでアイスクリームのお話を引き続き投稿させていただきます!

皆様もきっとアイスクリーム、沢山食べていらっしゃることかと思います。吉祥寺駅前にある某アイスクリームショップも連日大変賑わっています!店員さん達、腕つらないのかしら?と傍から見ていて心配になります(笑)

さて、いままでも色々なテイストのアイスクリームを作ってきましたが、今回私にとって初チャレンジとなる<ホワイトチョコレートのアイスクリーム>は、フランス語で<Glace au chocolat blanc>です。(※chocolat ivoirとの言い方もあります)

子供の頃は頻繁にホワイトチョコレートを食べていましたが、歳を重ねるにつれ食べる機会は減りました。ところが、後輩のフレンチレストランのシェフに「先生~、ホワイトチョコレートのアイスクリームの作り方教えてください!」と頼まれ、少しは先輩らしいところを見せておかないと信用無くすかなと思い…ははは。実際私自身も作ったこと&食べたことが無い<ホワイトチョコレートのアイスクリーム>でしたが、よい機会だと思い、興味を持って試作に取りかかりました。

ホワイトチョコレートのミルキーな味わいを活かし、かつ甘さがしつこくならないように心がけ、できあがったのがこちら!

white_ice02.jpg

そのまま食べると口の中にふわ~とホワイトチョコレートの味が広がります。(ホワイトチョコレートが大好きな人だったら、もっと濃くしても良いかも)前回のチョコレートアイス×ライムジャムのような<柑橘系>も勿論合いそうですが、ラズベリー、ブルーベリー、苺のジャムやソースなど<ベリー系>を添えて食べても良さそうです。
でも…今回私が試したのは<バルサミコ酢>イタリアでは苺やアイスクリームにかけたりしていただきます。私は<苺のミル・フイユ>を作るときなどにも使っております。そんなバルサミコ酢、やっぱり合いました♪私の一番好きな「甘さ」に「酸味」の組み合わせでもあるのですが、これで横に美味しい苺なんかが添えられていたりしたら、う~ん最高!(冬、試します♪)ホワイトチョコレートに再度興味が湧いてきました!

プティ・ルソン・ドゥ・ショコラ その③ ~チョコレートプリン~

皆様こんにちは、杉本都香咲です。
本日は第3回目のショコラレッスンです♪
choco_purine.jpg

濃厚なチョコレートプリン<ポ・ドゥ・クレーム・オ・ショコラ>です。
<ポ>とは壷や陶器の器のこと。耐熱性の陶器の器に入れて焼いてあげてください♪

では、ご準備いただく材料から。直径6cmのココット6個分のレシピですが半量でも作れます!
○牛乳           150g
○生クリーム(35%)  100g
○ヴァニラのさや     1/4本
○スイートチョコレート   60g
○卵黄            3個
○砂糖            20g

※今回はスイートチョコレートで作っていますが、他のチョコレートでも構いません。
<A>下準備はチョコレートを包丁で細かく刻み、ボウルに入れておきます。

それでは作り方です!
①鍋に牛乳、生クリーム、半分に裂いたヴァニラのさやを入れて火にかけ沸騰させます。
②ボウルに卵黄を入れ、そこに砂糖を加え泡立て器で混ぜます。
③沸騰した①を<A>のスイートチョコレートの入っているボウルに加え混ぜ、チョコレートを溶かします。
④ ③を卵黄と砂糖の混ざっているボウルに加えて混ぜます。漉し器で漉します。
⑤ オーブンプレートにペーパータオルを敷き、型を並べ、生地を流します。
⑥ 熱いお湯をプレートに流します。(型半分弱の高さまで)湯煎焼きです。
⑦ 140~150℃のオーブンで焼成(20~25分)※型の大きさによって焼成時間は異なります。
⑧ 焼き上がれば板やクーラーの上などで冷まし、粗熱が取れれば冷蔵庫で冷やします。

ホイップクリームやアイスクリームなどをのせて食べるとさらに美味しくなります♪季節のフルーツをのせても良いですね。

フランスのケーキ・チョコレートお持ち帰り事情。所変われば…

皆様こんにちは、杉本都香咲です。

今年は例年に比べると気温も低めで、寝苦しい夜も少ないですよね。とは言ってもこの季節困るのは、お菓子やチョコレートを購入した際、無事に家まで持ち帰れるかということ。

せっかくお目当てのケーキを購入したのに、家に帰って見たら、形が崩れてしまっていては悲しすぎです。私は以前、東京のお菓子屋さんの食べ歩きをした際、車で移動していたのですが保冷袋などに入れずに何軒か回っていたのです。

そろそろ何処かで休憩しながら購入したケーキを食べようかと車を止めて箱を空けたら…4個のケーキが1個になっていました。「うわっ、合体しているし…ショックすぎる…。」そのケーキ屋さん、元々ゼラチンの量が少なめな感じにデコレーションされたケーキが多いため、暑くないときでも持ち帰っている間のことを考えると、危険を感じることはあったのですが、そこに夏の暑さも加わったことでその時は完全にアウトでした。

それ以来、車には保冷袋と大きな保冷剤を入れて食べ歩きに出発することにしました。今思い出しても恐ろしい光景でしたから(笑)

日本ではお菓子屋さんでケーキなどを購入した際に保冷剤を入れてくれたり、ケーキが動かないように箱の空いているスペースに紙を入れてくれたりと、お菓子屋さんで出来る限り綺麗に持ち帰れるよう工夫を凝らしています。

しかしフランスでは…。そもそも私は保冷剤を見たことが1回しかありません。もう4,5年フランスへ行っていないので状況は大分変わっていると思いますが、当時、保冷剤を入れてくれたのは日本にも入ってきている某チョコレートショップでチョコレートを購入したときでした。
それはもう、私にとっては衝撃の初体験!「フ、フランスにも保冷剤あるんだ!」

もしかしたら他のお店でも貰ったことがあったかも知れませんが、だとしても保冷剤を入れることはあまり一般的ではなかったはず。私が研修していたお店には無かったです。(あ、もう20年も前ですけど…)
paris_shop.jpgparis_park.jpg

そうそう、夏場にフランスへ行き、食べ歩きをするときは必ず何処のお店で購入して何処の公園で食べよう!と決めてから出かけていました。お菓子屋さんと公園はペアで食べ歩きの計画を立てるんです♪マイ・フォーク&マイ・スプーンは常にカバンに。これも良い状態で食べるためです。

どうですか、皆様?最近フランスへ行かれた方、もし、今のお持ち帰り事情をご存知でしたらコメントをいただければ助かります、特に夏場の!そして私以上の衝撃のお持ち帰り体験をされた方、コメントお待ちしております♪

チョコレートを作るための道具 その①

皆様こんにちは、杉本都香咲です。

最近、千葉県の牧場へお仕事で行きました。青い空を見上げると青々とした木々に何やらトゲトゲした物体が沢山…栗です、栗!そうです、あと1ヶ月もすれば栗も出回り始めますね。暑さの中に秋の風景が見え始めてきました。

まだ暑い季節ですが、頭の中は秋から冬にかけての新しいお菓子のメニューを考えています。
前述の<栗>そして<リンゴ><洋梨>など素材も豊富になりますし、イベントも<ハロウィーン><クリスマス><バレンタイン>などなど、お菓子が活躍する機会が目白押しです。
チョコレートもムースや焼き菓子、ボンボンショコラなど、幅広く使えるアイテム。
勿論!考えていますよー、毎年3種類前後の新作のボンボンショコラを考えています。今年は先日から試作している<ヴィネガー>を使ったものや、私が未開拓な<洋酒>を勉強しながら作る予定です。
そんなボンボンショコラを作るためには少々特殊な道具を用いることがあります。今日は私が持っているボンボンショコラの型をご紹介いたします。

初めてフランスへ行った19歳の時です。あるチョコレートメーカーの器具を学校で販売した事がありまして、つい(笑)買ってしまいました。その時のパンフレットに<象が踏んでも割れない丈夫な型です>と書いてありました。「絶対に象に踏ませたことなんて無いだろうに、凄い宣伝文句だな~」と笑ってしまいました。それにつられて買ったわけでは無いですよ!ただ本当にしっかりしていて落としたくらいでは割れなさそう。

数ある種類の中から私が選んだのは<メープル柄>の型。正直何でこの型を選んだか覚えておりません。きっと「葉っぱの形が可愛い~!」とか、そんなノリで決めてしまったのでは…。今思えばもう少しシンプルな丸や楕円の方にしておけば良かったと。おそらく当時の値段で日本円の3000円台後半~4000円くらいだったのでは無かったかと思います。うーん、かなり曖昧ですが、学生だったのでそんなにはお金も使えなかったはずなので。

pattern1.jpg

自分の手元に届いたときは嬉しくて枕元において寝ました。笑っちゃいますね♪きっと宝物だったのですね、初めての自分のチョコレート型ですから。

その後旅行でフランスへ行った際に<ハート柄>や<ドーム型>の型を購入。こちらは透明な素材なので、チョコレートが固まって型から浮いてきた状態が外から良く見えます。道具も進化していますね。

pattern3.jpg

こういう型は一生もの。丁寧に取り扱えば何回使っても壊れたりはしません(象が踏んでも割れないわけです、ふふふ)注意して使う点は、使い終わり洗浄する際、柔らかいスポンジで洗うことです。型の内側に傷がついたりしますと、その傷にチョコレートが入り込んで型離れが悪くなったり、外れてもつやの無い表面になってしまいます。皆さんが家庭用のチョコレート型を使う場合でもその点は気をつけて使ってあげてください。
次の機会には又違ったチョコレート型をご紹介できればと思っております。

【新商品】 パキッツ<ホワイト&チョコ>のご紹介

皆様こんにちは、杉本都香咲です。
スーパーやコンビニエンスストアーに行くと、必ずお菓子のコーナーをチェックする私です。秋も近づき、各お菓子メーカーの新商品が並ぶようになってきましたね♪嬉しい限りです。

本日はグリコさんから新しく発売されました<パキッツ ホワイト&チョコ>のご紹介です。既存の商品の<パキッツ>はミルクチョコレートに軽いパフを混ぜ込み、サクサクのゴーフレットの組み合わせでしたね。パフの食感とゴーフレットの食感が軽くて、ついつい沢山食べてしまいます(笑)

その<パキッツ>に今回はホワイトチョコレートと組み合わせた新商品が仲間入りしました!一度で2種類のチョコレートが味わえますね。私は<サクサク>の食感のものがとても好きなので、チョコレートを買う時のポイントとしてはかなり重要です!まわりのゴーフレットも以前のものよりも更にサクサクになった気がします。

一緒に食べた友達が、「冷蔵庫で冷して食べたらおいしそうじゃない?」と言うので、即冷蔵庫へ入れてみました!冷すこと30分。<パキッツ>が更にパキっとして美味しい!
食べやすいように2つに分けて包装してあるのですが、結局全部食べちゃいました。小腹が空いたなと言う時でも十分満足できるボリュームも嬉しいですね。皆様も是非お試し下さい!

paki2.jpg

<プティ・ルソン・ドゥ・ショコラ④シガレット・ショコラ>

皆様こんにちは、杉本都香咲です。
本日は第4回目のショコラレッスンです♪
今回は、<シガレット・オ・ショコラ>です。
cigarette.jpg

<シガレット>とはタバコのことです。細長く巻き上げた形がタバコを想像させるのでしょう、サクサクした薄焼きクッキーです。
細めの楕円形に焼き上げると<ラング・ドゥ・シャ>とも呼ばれます。こちらは猫の舌という意味です。細長く巻き上げる作業が少々難しいので、楕円形や丸い形に焼くだけでも大丈夫です!今回のレシピは25枚分程度の分量になります。

○バター          35g
○粉砂糖          35g
○卵白           40g
○薄力粉          25g
○ココアパウダー     10g

プレート用バター 適量

下準備は
・バターは常温に出し、柔らかい状態にしておく。
・卵白も常温に戻しておく。
・薄力粉、ココアパウダーは合わせて振るっておく。

それでは作り方です!
① ボウルにバターを入れて、泡立て器でマヨネーズ状の滑らかなクリーム状になるまで混ぜます。
② そこに粉砂糖を加え混ぜます。
③ 冷たくない状態の卵白を3~4回に分けながら加え混ぜます。
④ 合わせておいた粉類を加え混ぜます。生地全体が均一な状態になれば出来上がりです。
⑤ 生地を直径8mmの丸口金を付けた絞り出し袋に入れ、バターを塗ったオーブンプレートに高さ1cm、直径2.5cmのドーム状に絞ります。
⑥ タオルを敷いたテーブルの上でプレートをテーブルに軽く叩くような感じで生地の直径が3cm位になるまで広げます。
⑦ 170~180℃のオーブンで焼成(10~15分)焼けてくると生地の縁が濃い茶色に変わるのが目安です。
⑧ オーブンから出したらすぐにパレットなどを使って生地をはがし、熱いうちに直径1cmの木棒に巻きつける。巻き終わりをしっかり押さえつけるのがポイント。

(注意)この作業は火傷をする危険性が、かなりあります。味的には変わらないのではがした状態で冷まし、食べてください。

保存方法ですが、完全に冷めれば密閉できる容器に移し乾燥剤などを入れて常温保存。湿気ないように気をつけてください!

<お酒とチョコレートの関係パート2①>

皆様こんにちは、杉本都香咲です。
お酒と味わうチョコレートの第2弾です。

wine.jpg
今回は前回の<トゥニー・ポート>から一転して、イタリアのスプマンテ<発泡性ワイン>を選びました。

最近では都内にもお酒と共にチョコレートを味わえるようなお店が増えていますね。先日もあるチョコレート屋さんへ伺った際、メニューにシャンパーニュやワイン、ブランデーと合わせたセットがありました。中でもシャンパーニュをはじめとする<発泡性ワイン>は女性にも人気があるようです。

glass.jpg
今回のお酒は<モスカート・ローザ>桃色が見た目にも可愛らしく(見た目も重要ですよね!)アルコール度数も5%なので、非常に飲みやすいです。
ブドウの甘さがしっかりとしているのですが、しつこくない甘さで飲んだ後はとてもすっきり。お飲みになられたグリコのスタッフの方々も「甘いけど残らないですね~」との感想でした。
食前酒としても食後酒としても美味しくいただけそうですし、ケーキを食べる際にも合わせやすそう。

この<モスカート・ローザ>の味をイメージしながら、今回は5種類のデザート類を作りました。

vinegar_choco.jpg
まず一品目は、以前にもブログで紹介しましたヴィネガーを使った生チョコレートです。

これは私の考えですが、シャンパーニュなどの非常に冷たく冷していただくお酒を飲むと、当然口の中も冷えてきます。その時にチョコレートでコーティングされているタイプのボンボン・ショコラを食べると口解けが少々悪くなると思うのです。ですので今回はあえてコーティングしない生チョコ、いわゆる<ガナッシュ>状態でお出しした方が合わせやすいかと思いました。

ヴィネガーもほんのり蜂蜜風味のヴィネガーを使い、前回余りにも衝撃的過ぎた(笑)味を一新。

では皆さんでご試食タイム♪

前回の生チョコを召し上がっていただいていた皆さんは「おっ、お酢がやさしくなった」「前回よりも食べやすい」とのご感想。<モスカート・ローザ>との食べ合わせも良さそうです。<モスカート・ローザ>自体にベリー系の香りや味を感じるので、フルーティーな味の生チョコも合いそうです。苺やラズベリーなど、今度作って合わせてみたいと思います。

普段お酒と甘いものを一緒に召し上がることがない方にとっては未知との遭遇状態ですが、今回試食にご参加いただいたお一人のSさんは以前色々なお酒とスイーツの食べ合わせを行われたらしく、面白いお話を沢山伺えました。「意外ですが焼酎とシュークリームは合うのですよ!」
一同びっくりです!焼酎ですか、実は私は一度も飲んだことがないのです…。これを機会に試してみたいと思います。今度は焼酎とチョコレート!?

皆さんから飛び出すびっくり発言と共に試食会は続きます。

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プロフィール

プロフィール

杉本都香咲(すぎもと つかさ)

東京・吉祥寺で洋菓子教室「Mes Enfants Capricieux」を主宰。
企業のレシピ開発、パティスリーの技術顧問及びプロデュースなどを担当、教室内外にて活躍中。
製菓専門学校の教職も務めてきたパティシエール。

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