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チョコレート旅日記 アーカイブ

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2006年10月27日

サロン・ド・ショコラツアー:パリ到着編

皆さま、こんにちは、平岩理緒です。

ただ今、パリは朝です。

毎年、10月下旬にパリで開催される「サロン・ド・ショコラ」。
今年は、10月28日から11月1日まで、ベルサイユで華やかな祭典が繰り広げられ、27日には、前夜祭で、フランス各地、のみならず、世界中のショコラティエや関係者が、一堂に会します。

日本でも、バレンタイン前の1月になると、新宿伊勢丹をはじめとして、熱い雰囲気が伝わるイベントが各地を回りますね。
そんなチョコレートの祭典を、一足早く満喫できるなんて、とても幸せです!

パリ到着後、レ・アールという町に2泊、滞在していました。
最初の日の朝食の買出しには、近くのパン屋さんで、バゲットと、ストーレーという有名なお菓子屋さんが近いので、ヴィエノワズリーと言われる菓子パン系を。
その後、何軒かパリのお菓子屋さんをめぐりました。

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途中、街中のパン屋さんで、サロン・ド・ショコラのポスターに出会い、パリの人達にとっても、ワクワクするイベントなんだなぁと、思わずにっこり。

パリには、「ピエール・エルメ」「サダハル・アオキ」など、日本にも出店して人気のショップも多いですが、やはり、楽しみは、パリでしかいただけない物を探すこと。

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東京では、丸の内や表参道にお店のある「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」では、カフェ、キャラメル、ショコラの、エクレール3種を揃っていただいて、感動!
エクレールの上掛けになっているフォンダン、チョコレートが、ちょっと普通と違っている。
どうも、フランボワーズか、何かベリー類を使っているみたいな、ほのかな酸味が・・。
濃厚なチョコレートに、華やかな香りを添える、甘酸っぱいベリーの組み合わせは、人気の高い組み合わせですね。

定番のタルト・ショコラに、マロンクリームを絞ったタルト・マローニも、おいしかったです。
日本で人気の栗スイーツといえば、モンブランですが、こちらでは、有名な「アンジェリーナ」はあるものの、モンブランって意外と見ない。
むしろ、よく見るのは、「バルケット・オ・マロン」という、舟形のタルトに、マロンクリームを斜め向きに3-4つ絞り、チョコレートを上掛けしたケーキ。

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「ジェラール・ミュロ」のものと、「クリスチャン・コンスタン」の物をいただきました。栗とチョコレートも、相性がいいんですよね。

新しく「カフェ / バー」のコーナーに追加したレシピにも、フランボワーズや、栗とチョコレートを組み合わせたものを、採り入れてみましたので、ぜひ、ご覧くださいね。

まだまだ、報告したいことが山ほどあるのですが、これから、リヨンという町に移動し、その後、ロアンヌ、ボーヌ、ディジョンを経て、30日に、またパリに戻って、いよいよ、サロン・ド・ショコラ本番です。
レポート、楽しみにお待ちくださいね。

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2006年10月29日

サロン・ド・ショコラツアー:パリのショコラティエ編

皆さま、こんにちは、平岩理緒です。

パリからリヨンに移動して、ロアンヌ、ボーヌ、ディジョンまで北上してきました。
もちろん、それぞれの町で、「ベルナション」「プラリュ」といった、チョコレート好きなら一度は訪ねてみたい名店にも立ち寄っています。

ひとまず、その前に、パリでいただいたチョコレートや、訪ねたショコラティエを、ざっと振り返ってご報告しますね!

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前回、伊勢丹でのサロン・ド・ショコラにも出店していた「パトリック・ロジェ」は、ショーケースに、ハロウィンの飾りつけが。この大きなカボチャ、チョコレートでできた細工なんですよ。

私が選んだのは、生姜を甘く煮詰めたものに、チョコレートを上掛けしたジャンジャンブルと言われるお菓子。こういう、果物を甘く煮たコンフィという砂糖菓子、フランスではよく見かけます。日本でも、棒状のオレンジピールや、輪切りのオレンジにチョコがけした物は多いですね。
すぐいただくのであれば、フレッシュの果物に、チョコレートをディップしたフォンデュ風にしても美味しいです。

また、ボンボン・オ・ショコラといわれる1粒チョコレートで、レモンライム系の酸味に、バジルの香りがさわやかなバジリック。これも気に入りました!

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「クリスチャン・コンスタン」では、ジャスミンや、イランイラン、カルダモンなど、花やハーブを使ったボンボンショコラが気になって、思わず買い込んでしまいました。

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サン・ルイ島の「カカオ・エ・ショコラ」では、チョコレートでできた絵画が面白い!こういうプレゼンテーションも必見です。

「ベルナション」では、チョコレート作りの工房見学もさせてもらった様子を、ご報告したいと思います。

いよいよ、パリに戻ったらサロン・ド・ショコラです。27日の前夜祭も、とても盛り上がったそう。
次回の更新をお楽しみに!

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2006年10月30日

サロン・ド・ショコラツアー:パリ~リヨン~ロアンヌ編

皆さま、こんにちは、平岩理緒です。
パリからリヨンへの移動日に訪ねたパティスリーで見つけた、気になるチョコレートのお菓子をご紹介します。

「パン・ド・シュークル」は、最近日本にもお店ができた「ピエール・ガニエール」というレストランのシェフパティシエをしていらした方のお店。
レストランご出身のシェフのパティスリーは、素材の組み合わせや形など、特に、意外な物と出会うことがあるような気がしています。

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フランス語で、マシュマロのことを、ギモーヴと言います。長い物や、四角く切った物、それをバーベキューのように何個も串刺しにして「ブロシェット」と呼んで売っている物など、形も様々。
こちらは、ギモーヴがスペシャリテの1つなのですが、こんなふうに、串刺しにして、チョコレートがけにした物もありました。

繊細なデコレーションのケーキの中に、こんな、駄菓子のようなお菓子が混じっている、遊び心が楽しいですね。
フランスは、コンフィズリー(砂糖菓子)の種類が豊富です。ヌガーやボンボン、メレンゲ、コンフィチュール、そして、チョコレートもその1つ。

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「シュクレ・カカオ」で見つけた、タブレット。板チョコレートのことをそのように言います。これも、プレーンな物から、ナッツやドライフルーツがざくざく入った物など、色々な種類がありました。その中に、「FR フランス」と「KYOTO」という名前が並んでいるのを発見。抹茶は、今や、フランスでもすっかりおなじみとなった素材ですね。

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その後、国内線で移動したリヨンで、有名な老舗ショコラティエ「ベルナション」に行ってきました。
フランスでは、朝食のことをプティ・デジュネと言います。こちらで、プティ・デジュネとして、クロワッサンと、ショコラ・ショーと言われるチョコレートのホットドリンクを。

そして、特別に、チョコレート作りの工房見学をさせていただきました。こちらは、カカオ豆の焙煎から、チョコレートを作っている数少ないお店なんです。
これまでにも、お店に卸すための業務用のチョコレートを作っているメーカーの工場見学は、経験があるのですが、自分のお店で、ここまでやっているショコラティエは、そう多くはありません。ちょっと感動的でした。
ちなみに、この後に訪ねた、ロアンヌの「プラリュ」もそのようなお店の1つです。

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ベルナションでは、色々な産地からの10種類ほどのカカオ豆をブレンドして使うそうです。
多くのショコラティエがおっしゃることですが、カカオ豆は、あくまで農産物なので、ぶどうの出来具合によってワインの当たり年があるように、年によって、作柄が違うのが当たり前。
一流のチョコレートの作り手は、常に原材料のチェックを怠らず、自分の舌で確かめながら、ブレのないよう、調整をしていくのですね。

左下は、ベルナションのスペシャリテのケーキ、ガトープレジダン。プレジダンは、大統領のこと。リヨン郊外の有名なレストラン、「ポール・ボキューズ」で提供されたというガトーです。チョコレートの薄い花びら細工が綺麗ですね。

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ボンボンショコラに、チョコレートの上掛けをするためのエンローバーという機械のみは使用するものの、あとは、ほとんど手作業です。
右上のタブレットも、ナッツ入りのチョコレートを型に流したり、上にフルーツを並べるのは、人の手で行っていました。

最近は、こういうふうに、チョコレートをキャンバスのようにして、自由に絵を描いたタブレットが多いですね。
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リヨンの中央市場に出ていたお店「SAVE」のタブレットは、ピンクプラリーヌという、ナッツにピンク色の砂糖衣を着せたリヨンの伝統菓子を一面にのせていました。うーん、色あざやか!
伝統菓子や郷土菓子を、新しく生まれ変わらせる動きにも注目です。

ボーヌ、ディジョンを経て、パリに戻ったら、サロン・ド・ショコラの前に、まだまだ、「ローラン・デュシェーヌ」「ジャン・シャルル・ロシュー」「アルノー・ラエール」といった、パリで注目を集めるパティスリーを訪ねる予定です。
次回の更新をお楽しみに!

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2006年11月09日

サロン・ド・ショコラツアー:いよいよサロン・ド・ショコラへ!

皆さま、こんにちは、平岩理緒です。
フランスから帰国して、しばらくバタバタとしていましたが、ひとまず、今回のメインイベントである「サロン・ド・ショコラ」の様子をお伝えして、ツアーレポートをまとめます。

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パリ市内、ポルト・ド・ヴェルサイユの会場へ。いよいよ、第12回サロン・ド・ショコラにやってきました!
以前は、ルーブル美術館の地下で開催していたのですが、年々規模が拡大して、昨年から、より大きな展示会場を使用するようになったのです。

私は平日に行ったので、思ったよりも空いていて、ゆっくり見ることができました。
入場料(大人12ユーロ、子ども3ユーロ、2歳以下無料)を払えば、誰でも自由に入ることができるので、チョコレート好きの方々が、多数訪れます。

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日本でもここ数年ですっかりおなじみとなったショコラティエ、ジャン=ポール・エヴァンでは、チョコレート製のハイヒールにTVカメラを向けられ、取材を受けていました。
ゲランドの海塩使いのキャラメルで有名な、ブルターニュ地方キブロンのアンリ・ルルーのブースでも、いち早く新作のタブレット(板チョコ)が登場。昨年、話題を集めたゲランド塩入りチョコレートに、さらにサクサクした細かい薄焼き生地の食感をプラスしたもの。ルルーさんも、ブース内でデモンストレーションを披露!

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会場内には、舞台や、デモンストレーションコーナーが大小いくつかあって、かたや、陽気なバンドと踊りのショーをしているかと思えば、かたや、ショコラティエによる技術セミナーが。
また、毎年、関係者のみ入場できる前夜祭で話題を集めるのは、チョコレートを使ったファッションショー。服飾デザイナーと、ショコラティエのコラボレーションによる作品です。

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ラ・メゾン・デュ・ショコラのデザインは、後姿もかわいいマント。傘までショコラでコーディネート!
日本から出展のマダム・セツコは、女優の小泉今日子さんによる華やかなデザインの着物に、和のイメージのチョコレート飾りを添えて。着物の柄も、チョコレートによる型押しなんですよ。

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パリのお店ばかりでなく、フランス各地の郷土菓子ショコラを集めた一画もあり、お土産物屋さんのようで、楽しい!
さらに、チョコレートそのものだけでなく、お茶メーカーのブースでは、チョコレートフレーバー茶が供されたり、チョコレートのリキュールなど、チョコレートに関連する商品がいっぱい。
Tシャツやエプロン、バッジなど、オリジナルグッズも販売されています。ちょっと値は張りますが、この時しか買えないものと思うと、記念になりますよね。
カカオバターを使った化粧品のコーナーでは、エステ体験も。マッサージ、気持ちよさそうでした・・。

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各店を覗いていくと、何年度に、どの部門で入賞したのかという、表彰状が飾ってあります。
ガナッシュ部門、タブレット部門、プラリネ部門といった、アイテム別の審査と別に、特別栄誉賞として、商品だけでなく、ディスプレーや実演など含めたブース全体の評価賞もあるのです。

印象的だったのは、日本だと、入賞作品に人気が集中しそうなものなのに、多くの方々は、あまり気にしないふうに、自分の好きなお店、好きなショコラを買っているように見えたこと。
我が道を行く、フランスらしいなぁと思いました。

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ガナッシュ入りのボンボンショコラで入賞したお店には、日本人スタッフの方がいらして、チョコレートで作ったエッフェル塔などの工芸菓子を作って、店頭に飾っていらっしゃいました。
フランスのあちこちに、チョコレートやお菓子に魅せられて、がんばっている日本の方が、たくさんいらっしゃるんですね。
フランスをはじめとする、ヨーロッパのチョコレートの文化には、長い歴史があり、それに比べると、日本でチョコレートの歴史が刻まれるようになったのは、比較的最近のこと。

それにも関わらず、いまや、日本のショコラティエの技術は、世界でも高く評価されています。
味わう側も、産地によるカカオ豆の違いや、香りや食感の変化などを、もっと繊細に感じ分けたいというチョコレートファンの方も、ますます増えてきました。
これからも、チョコレートを愛好する者同士、世界中で、交流の和が広がっていくといいですね。

日本にも、来年の1月、サロン・ド・ショコラがやってきます。楽しみですね!
帰宅して、現像した写真が500枚以上・・・。本当に盛りだくさんの旅でした!

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2007年02月28日

ヨーロッパのチョコレート紀行:バルセロナ編 チョコレートの芸術品!

皆さま、こんにちは。平岩理緒です。

「がんばったアナタ」にご褒美チョコレート!のプレゼントキャンペーンには、本当に、多数のご応募をいただきまして、どうもありがとうございました。おかげさまで、予想を上回る応募人数に達しつつ、2月 21日に締切とさせていただきました。

今回は、商品の発送をもって、発表に代えさせていただきますが、当選者の方には、もうまもなくプレゼントが届くと思いますので、どうぞお楽しみに!

さて、早いもので、もう1ヶ月経ってしまいましたが、先月下旬、スペインのバルセロナから、フランスのリヨン、パリをめぐる、お菓子の研修ツアーに参加して参りました。

スペインのカタルーニャ地方、バルセロナには、チョコレートの美術館があるんです!
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スペイン語で「MUSEU DE LA XOCOLATA」といい、ピカソ美術館などのある近く。製菓学校と隣接していて、私達は、美術館を見学した後、製菓学校で、カタルーニャの伝統菓子の講習を受けたのでした。

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チョコレートの歴史や作り方など、様々な視点からの展示があります。こちらは、チョコレートの原料、カカオ豆の入ったカカオポッドの模型。種類によって、色も大きさも、様々です。チョコレート作りに使われる道具・機械類の展示もあり、興味深い。

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美術館の中にも、芸術的なチョコレートの大型細工が、色々とありました。
スペイン出身の著名人、ドン・キホーテの肖像や、不朽の名作映画『ベン・ハー』で、最後に、闘技場で馬を駆って、戦車を走らす場面など。それに、スペインが誇る建築家、アントニオ・ガウディによる、サグラダ・ファミリア(聖家族教会)まで!

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さらに、講習会で、おまけとして作ってくださったのは、なんと、こちらも人気者、FCバルセロナに所属するサッカー選手の、ロナウジーニョでした。コミカルにデフォルメされた表情が楽しい。これが、チョコレートでできているなんて、信じられますか?!
こんな物をお店に並べておくと、サッカー好きのお子さんへのプレゼントとして買っていかれるお客様が多いそうですよ。

これから、ヨーロッパで出会ったチョコレートを、もう少し、ご紹介していきますね!

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2007年03月02日

ヨーロッパのチョコレート紀行:バルセロナ編 味も色も様々なチョコレート達!

皆さま、こんにちは。平岩理緒です。

さて、前回、スペインのバルセロナから、チョコレート細工の芸術品をご紹介しましたが、引き続き、バルセロナで出会った、カラフルでポップな、楽しいチョコレート達をご紹介しようと思います!

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これはまず、街中のボケリア市場(サンジョセップ市場)で見た、カラフルなチョコレート達。スペイン語では、市場のことはメルカートと言います。

この店は、チョコレート屋さんとして、そのまま食べられる一口サイズのチョコレートやチョコレート菓子も売っている一方で、こんな、お菓子作りの材料に使うようなチョコレートも売っていました。

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こちらは、「カカオ・サンパカ」というお店の中。バルセロナにある、世界的に有名なレストラン、「EL BULLI エル・ブリ」率いるフェラン・アドリア氏。その弟であり、シェフパティシエである、アルベルト・アドリア氏がプロデュースするチョコレートショップ。

それなら、お値段もさぞや・・と思いますが、このお店は、美味しいチョコレートを気軽に食べられるように、というコンセプトでつくられたので、意外なほどリーズナブル。バルセロナ市内にも、何店か展開しています。

板チョコレートがびっしり。何枚か、お土産に買ってきたうち、これはペパーミントとバラ&苺。なんとも、カラフルですね~。他にも、ジントニック入りとか、赤唐辛子入りとか、面白い物がたくさん!
粒タイプのチョコレートの中には、アンチョビ入り、黒トリュフ入り、パルメザンチーズ入りと、かなり挑戦的な物も…。さすが、前衛的な料理で知られるエル・ブリのシェフパティシエ監修だなぁ~。

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こちらは、リセウ駅近く、ラ・パリャレサという、120年以上の歴史を持つチョコ&プリン専門店に行く途中、二軒隣に見つけたチョコレート屋さん。ここも、市内に何軒か見かけました。
壁面をびっしり埋める、ビビッドなデザインの板チョコレートは、まるでアートのよう!ボンボンタイプのチョコレートも、「…にんじん?!」と思うような色合い。さらに、チョコレートのボディーソープやろうそく、お香まで…!!

パリに比べれば、昔ながらのお菓子を作っている、朴訥な印象のあるバルセロナですが、南仏の影響を受けながら、独自の食文化を築いていることを感じました。

さて、続きは、フランスへ飛びます。どうぞお楽しみに!

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2007年03月06日

ヨーロッパのチョコレート紀行:パリ編 サダハル・アオキの講習会&街のチョコレート巡り

皆さま、こんにちは。平岩理緒です。

スペインのバルセロナ編に続いては、1月のパリで出会ったチョコレート達をご紹介します!

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今回の旅行では、パティスリー・サダハル・アオキ・パリのポール・ロワイヤル店の2階で、青木定治シェフによる、特別講習会を受けました。
マカロン・ショコラ・ユズや、杏やスパイスの入った板チョコレート、そして、キャラメル・サレ風味のトリュフなどの作り方を習います。

トリュフを丸めて、ココアパウダーをまぶす青木シェフ。このトリュフは、ちょうど同じ時期に、新宿・伊勢丹で始まった「サロン・ド・ショコラ東京」にも出された、新作でした。
サダハル・アオキでは、マカロン・キャラメル・サレや、プティガトーのタルト・キャラメル・サレも人気で、この味は、青木シェフもお気に入りのようです。

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タブレットには、ドライフルーツの杏を刻んだ物や、スパイスが入っています。そして、こちらにも、ゲランド地方のフルール・ド・セルと言われる、天然海塩が加わっています。

昨年、パリで開催されたサロン・ド・ショコラに行った時も、アンリ・ルルーさんの新作タブレット「Goviro」など、塩入りのチョコレートをいくつか見かけました。
塩をしっかり溶かして混ぜてしまわず、わざと、じゃりっとした粗塩の粒感を残して、味のうえでもアクセントにする使い方が多いですね。

青木シェフは、講習会最後の飾り付け、プレゼンテーションにも、とても凝られます。
柚子風味のガナッシュ入りマカロンに、ハートの形のチョコレート、それに、シャンパンとカシスを使った新作ケーキも交えて、とても華やか!楽しい講習会を、どうもありがとうございました!

さて、この後は、パリの町を自由行動で巡ります。
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これは、サン・ルイ島にある「カカオ・エ・ショコラ」というお店の中。昨年行った時には、こんな、チョコレートでできた絵を撮ってきました。
創立は1998年と、比較的新しいお店ですが、ここは、フランスのショコラティエを代表する「La Maison du Chocolat(ラ・メゾン・ドゥ・ショコラ)」の別ブランド。フランス人にとって欠かせない美味しいショコラを、より親しみやすく日常的に楽しんでもらうために作られたお店です。

チョコレートを溶かす機械が飾ってあり、まるで噴水のように、3層の段々を伝って、とろ~りとしたチョコレートが流れていきます。店頭には、自由に飲めるサービスのショコラショーもあり。

さて、パリ編、ラストに続きます。どうぞお楽しみに!

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2007年03月11日

ヨーロッパのチョコレート紀行:パリ編 日本でおなじみの店、パリならではの楽しみ方

皆さま、こんにちは。平岩理緒です。

ヨーロッパのチョコレート紀行、パリで出会ったチョコレート達、第二弾をご紹介します!第一弾は、こちらから。

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メトロのオデオン駅近くの、パトリック・ロジェを再訪。店頭のショーウィンドウには、またもや、個性的なチョコレートの彫刻が。…南米風「考える人」と、この冬の最中に、ペンギン? 16区にある1号店には、さらに、整列するペンギン達…。ちなみに、黄色が差してあるデザインは、南極に生息するコウテイペンギンと思われますが、作品の意図が気になります。
前回行った際は、10月の終わりだったので、こんなハロウィン仕様だったのでした。

こちらでは、「シクローヌ」という、青い色が鮮やかなボンボンショコラを買いました。「リンボク」という、バラ科の植物の実を使ったもので、日本では、なんと1粒2,000円以上で発売されたそうです。

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日本でもおなじみのショコラティエ、ジャン=ポール・エヴァン。パリには、今、3店舗かな?私が行ったのは、チーズ屋さんのマリーアンヌ・カンタンに向かう途中、エコール・ミリテール駅近くの店舗でした。
1月6日のエピファニー(公現節)にいただく伝統菓子、ガレット・デ・ロワは、1月いっぱいくらい、お菓子屋さんに並んでいます。エヴァンのガレットは、さすが、中のアーモンドクリームにも、生地にも、表面の飾りにも、ショコラがたっぷり!日本でも同じ物が売っていましたが、パリだから…と、つい買ってしまいました。
中に「フェーブ」と言われる小さな陶器製の人形が入っていて、これが当たった人が王冠をかぶり、一日、王様になれます。エヴァンのフェーブは、金貨の形でした。

そして、注目は、この「ショコラ・アペリティフ・オ・フロマージュ」。中にチーズの入ったチョコレートで、これは、日持ちの関係で日本に入荷せず、パリでしか買えないのです。
山羊乳製の「シェーブル」、19世紀の食通として知られるブリア・サヴァランが「チーズの王様」と称えたウォッシュチーズの「エポワス」、世界三大ブルーチーズの1つ、羊乳の「ロックフォール」、ノルマンディー地方の、おだやかなウォッシュチーズ、「ポン・レヴェック」。それぞれ、個性的なチーズ4種類を使ったボンボンショコラ。チーズの塩気と、チョコレートの甘さは、意外なほど相性がいいのです。機会があれば、ぜひお試しを。

この後、ジャン・ミエ、ステファン・セッコといったお菓子屋さんにも立ち寄り、ここも日本で知られるショコラティエ、ミッシェル・ショーダンへお散歩コース。日本で買える海外ショコラティエのチョコレートでも、本店の物をいただくと、やはり鮮度がよく、思わぬ感動を味わえたりします。ぜひ、トライしてみてください!

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四角に斜め線3本が、名前が気になった、オレンジ風味の「RIO CHICO リオ・チコ」、赤い点々模様が、スパイス風味の「OCEANA」、真中に赤い点1つが、胡椒風味の「SARAWAK」、長四角形にレモン風味の「MARAGNAN」、栗のような形が、キリッシュのムース入り「MONTARAZ」。
これは、数年前に訪ねた時の写真ですが、店の外のショーケースには、ありとあらゆるチョコレートの彫刻が!今回は、店内に、チョコレート製の、精巧なハンドバッグがあったなぁ。

さて、パリ編、ラストのつもりが、すっかり長くなってしまったので、もう1回続きます。どうぞお楽しみに!

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2007年03月18日

ヨーロッパのチョコレート紀行:パリ編 フランス各地の掘り出し物チョコレートと出会えるお店!

皆さま、こんにちは。平岩理緒です。

ヨーロッパのチョコレート紀行、パリで出会ったチョコレート達、第三弾をご紹介します!
第一弾はこちら、第二弾はこちらから。

最初に、はなさんからのコメントで、パリのサロン・ド・ショコラに行ってみたいけれど、チケットはどうすればいいの?というご質問をいただいていました。遅くなりましたが、これにお答えしますね。

パリのサロン・ド・ショコラ2006、私の場合は、会場で購入できる、当日チケットで入りました。入場料(大人12ユーロ、子ども3ユーロ、2歳以下無料)と引き換えのチケットです。昨秋の旅行当時、1ユーロが 155円くらいだったので、1,800円強程度、ということですね。ただ、入場料は、年々、少しずつ上がっているので、今年度、また変わる可能性もあります。
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(※写真は、クリックで拡大できます)

パリ9区。赤い風車が目をひく、「ムーラン・ルージュ」近くのお店、「Denise Acabo デニス・アカボ」。正確な名称は、「DENISE ACABO A L'ETOILE D'OR ドゥニーズ・アカホ・ア・エトワール・ドール」と、とても長いです。

フランス各地から、素晴らしい職人の手によるコンフィズリーやショコラ、伝統菓子を集めたセレクトショップ。
写真の左の方に写っている、メタリックな紫色や黄色の袋に入っているのは、ノネットという、ブルゴーニュ地方・ディジョンの郷土菓子です。パンデピスといわれる、スパイス入りの焼き菓子の、アレンジ形の1つ。

右奥の茶色の箱や、手前にある瓶入りのお菓子は、ブルターニュ地方の港町・キブロンの「アンリ・ルルー」のキャラメル。パリで買えるのは、唯一、このお店だけです。それに、私が昨秋、見学もさせていただいたリヨンの老舗ショコラティエ「ベルナション」も!

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名物オーナーのアカボさんは、りんごのようなほっぺたにおさげ髪がトレードマークの、キュートな女性。でも、これだけすごいお店のお菓子がずらりと並ぶなんて、各店からの、信頼の厚さが伺い知れますね。
フランス各地から集まったお菓子は、店頭に飾られたパッケージを見ているだけでも楽しいです。

ちょうど、日本では、新宿伊勢丹で毎年話題を呼ぶ、サロン・ド・ショコラが開催中。
私は、会期後半に帰国予定でしたが、初日、ベルナションの「パレ・ドール」が、午前中だけで完売、といった大人気だった話が、パリまで聞こえてきていました。

それだけに、お土産を買うなら、日本に出てなさそうな物を・・と慎重に選んでしまいました。パリのお菓子も、手軽に日本で買えるようになって、嬉しいけれど、やっぱり、現地を旅してこそ味わえる魅力って、あると思うのです。

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アカボさんに薦めていただいた中に、ロレーヌ地方のM.O.F.ショコラティエ、フランク・ケストナーのお菓子も!

こちらも、今年、日本のサロン・ド・ショコラに初出店していました。すももの一種、ロレーヌ地方の特産である、ミラベルを使ったスペシャリテ「ペルル・ド・ロレーヌ」が気になって、私も、日本でもすでに手配していましたが、結局、これも買ってしまいました。中が3層になっていて、とろりとしたミラベルのコンフィチュールが、なんとも美味しそう!

やっぱり、新鮮さが違うかなと思うのと、詰め合せでなくても、1粒買いからできるというのも嬉しいところ!

それに、これもアカボさんおすすめの、ショコラでコーティングした、小さなカヌレ形のギモーブ。割ってみたら、ヘーゼルナッツのジャンドゥーヤみたいな、香ばしいペーストが中に入っていて、とろっとした口どけ。美味しい!これは、まだ日本には入荷されていない物なので、ちょっとした掘り出し物気分♪

ペースト状のピスタチオに、ドライフルーツと、ピスタチオナッツを混ぜて固めた物を、チョコレートでコーティングしたコンフィズリーは、緑色があざやか!ピスターシュ独特の、杏仁のような香りがしっかりします。

左は、二層になっていて、下が、アーモンドのペースト。上が、香りよくジューシーな、白桃のコンフィチュール。!それを、チョコレートでコーティングしたミニサイズのバーショコラ。

グルノーブル銘菓のクレマンティーヌもありました。日本で言うきんかんのような柑橘類を砂糖煮にして、チョコレートで半分コーティングした郷土菓子です。
グルノーブルは、スイス国境に近いフランス南東方面の町。くるみで有名な場所ですね。1968年には、冬季オリンピックが開催された、スキーのメッカでもあります。

さて、長かったヨーロッパのチョコレート紀行も、これでひとまず、幕を下ろしたいと思います。また、色々な場所での、チョコレートとの出会いを楽しみに…!

次回は、女優の宮崎あおいさんへのインタビューとともに、宮崎さんがTVCMに出演する、ちょっと面白い、新製品のチョコレートアイスをご紹介します!

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