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【チョコレートに関わるお仕事紹介】その4.菓子開発研究所:松岡さんの場合

皆さま、こんにちは、平岩理緒です。
「チョコレートに関わるお仕事」について知りたい!シリーズ第4弾。
日々、チョコレートに携わりつつ働いていらっしゃる方々へのインタビュー記事を掲載しています。

今回は、江崎グリコの菓子開発研究所の「松岡美穂(まつおかみほ)」さんです。

松岡さんは、この秋、東日本先行発売となった「[バンホーテン] プライムガトー」のご担当です。

第1回の「菓子開発企画部:江川直(えがわすなお)さん」の回はこちらをご覧ください。

第2回の「神戸グリコ 技術課担当:廣實倫明(ひろざねともあき)さん」の回はこちらをご覧ください。

第3回の「菓子開発研究所:田中友子(たなかともこ)さん」の回はこちらをご覧ください。

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平岩(以下・平)
 松岡さん、こんにちは。まずは、現在のお仕事の内容について教えてください。

松岡(以下・松)
 新商品の開発研究をしています。毎日、新商品の試作をして、先輩や開発の担当の方と相談をさせていただききながら進めています。

平 子どもの頃には、何になりたいと思っていましたか?

松 子供の頃は、書道の先生になりたいと思っていました。そして、食に関する仕事につきたいと思い始めたのが高校生のころです。それから大学でも食について学び、今、食と関わるお仕事をさせていただいているのが嬉しく思います。

平 高校生の頃から、将来のイメージを少しずつ描いて、目標に向かって歩んでいらしたんですね。
江崎グリコには、どんなお仕事をしたいと思って入社されましたか?

松 食育への意識が高まっている中で、残念ながら、食品偽装や原料高騰といった問題も増え、お客様には安心していただける安全なものをお届けしたい!という気持ちで入社いたしました。
そして、“グリコの味”を持ちつつ“自分の味”も活かしたお菓子を作ってみたい!と思っていました。

平 今のお仕事に就いて、特にやりがいを感じたのは、どんな時でしたか?

松 まだ働き始めて数ヶ月ですが、毎日学ぶことの繰り返しで、新鮮で、いつもやりがいを感じています。
その中でも特に印象的だったのは、自分が配合した製品が実際に工場で作られて出てきたときです。自分が頭の中で考える味を実際に作るというのは、思っていたより上手くいかず、難しいですが、製品になって出てきた時はとても嬉しく思います。

平 今年入社されたばかりでいらっしゃるのですね! それは、忙しくも充実した毎日でいらっしゃることでしょう。
最近、チョコレートに関わるお仕事で、苦心したことはありましたか?

松 研究所で試作しているものを、実際に工場で大きな製造ラインで作ってみると味が変わってしまったり、うまくいかなくなるときがありました。そうなった時に、どう対処したらよいのか全く分からず、とても困ってしまいました。

平 どうやって対処されたんですか・・?

松 自分が頭の中で描いている味に近づくように配合を変えられる範囲で調節したり・・。
また研究所には大きな製造ラインがないので、焼き加減にも注意しなければなりませんでした。すごく未熟さを感じたのですが、とても大きな経験をすることが出来たと思っております。
そして、先輩方には自分の作った配合にしっかり自信を持っていなければならない!と言われました。そう言われて、今の自分には自信がないことに気づき、もっと自信を持たないといけないと思いました。その自信を貫く意思もしっかりしなければならないと学びました。
まだ、知識も経験も浅いので、どんどん学んで臨機応変に対応できたらいいなと思います。

平 頼りになる先輩方と一緒にお仕事ができるのは、心強いですね。いつか、松岡さんも、後輩の方達に慕われるようになるのでしょうね。
江崎グリコのチョコレートの中で、特に好きなもの、思い出に残るエピソードがおありのものがあれば、お聞かせください。

松 私が小さい頃に良く食べていたのがカプリコでした。大きくてすごく満足感があって、子供の頃の私には ご褒美のようなものでした。入社してその話をお世話になっている先輩に話すと、その先輩が実際にその頃のカプリコを作ってらしたので、とても驚きました。

平 なんだか、ここに来るべくして来た・・というような、不思議なご縁、つながりを感じてしまいますね。

松 そして、特に好きなチョコレートはディアカカオです。入社するまでは知らなかったのですが、入社してすぐに食べて、すごく好きになりました。その一番好きなチョコを、今、開発の方たちと一緒に作っているのでとても嬉しいです。

平 今、開発に関わっていらっしゃる「プライムガトー」は、松岡様から見て、どんなところがオススメですか?

松 「プライムガトー」<ココア>は、ココアのまったりとした感じが味わえ、ビスケットがサクッとしているので重たく感じません。
また、「プライムガトー」<ベリー>の方は甘ずっぱさが味わえ、「[バンホーテン]ディアカカオ」のチョコレートの香りとすごく合うと感じています。
どちらとも美味しくて好きなのですが、ココアの方が、食べたときにチョコとビスケットのダブルのココア感にひたれるので、私はすごく気に入っています。

平 今後の夢は、どういったことですか?

松 “今”を後悔しないようにしっかり生きて行きたいと思います。今、江崎グリコの菓子開発研究所というところで自分の商品を作れるチャンスを与えられているのだから、できるだけたくさんの商品を作りたいです。そしてそれが、広く多くの方に愛される商品になってくれることが、私の夢です。

平 ぜひ、いろんなことに挑戦していってください!
これから、次世代を担う子どもたち、お父さん・お母さん達へのメッセージがあれば、お願いします。

松 チョコに対しては、食べると太る、虫歯になるなど、あまりよくないイメージをお持ちかも知れません。しかし、少しずつではありますが、最近ではチョコは健康に良いものとして見直されてきつつあります。私自身も全く知らなかったのですが、チョコを作る仕事に就き、たくさんの発見をしました。
これから進路を決めて将来の道を切り開いていく皆さんも、ひとつの考えにとらわれず、広い視野を持って突き進んでいって欲しいです。そして、私も分からない事ばかりですが、これからも先輩方にたくさん学び、様々な発見をしていきたいと思います。

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松岡さん、フレッシュな意気込みにあふれるご回答、どうもありがとうございました。

「チョコレートに関わるお仕事」についてお話を伺うと、チョコレートの製品が私達のもとに届くまでの間に、本当にたくさんの方の手を経ていることがよくわかりますね。
美味しいチョコレートとの出会いに、改めて感謝したいですね!

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2008年10月30日 14:19に投稿されたエントリーのページです。

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