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【チョコレートに関わるお仕事紹介】その3.菓子開発研究所:田中さんの場合

皆さま、こんにちは、平岩理緒です。
「チョコレートに関わるお仕事」について知りたい!シリーズということで、日々、チョコレートに携わりつつ働いていらっしゃる方々へのインタビュー記事を掲載しています。

3人目の今回は、女性のお話をお伺いしましょう。江崎グリコの菓子開発研究所の「田中友子(たなかともこ)」さんです。

田中さんは、この秋、「OTONA GLICO(オトナグリコ)」をコンセプトとした、【25年後の磯野家】のCMでも話題の「アーモンドプレミオ」を担当していらっしゃいます。

第1回の「菓子開発企画部:江川直(えがわすなお)さん」の回はこちらをご覧ください。

第2回の「神戸グリコ 技術課担当:廣實倫明(ひろざねともあき)さん」の回はこちらをご覧ください。

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平岩(以下・平)
 田中さん、こんにちは。現在のお仕事について、大体どんな内容なのか教えてください。

田中(以下・田)
 チョコレート商品の研究開発をしています。商品を作る上で、召し上がっていただきたいお客様に合わせた味作り~工場への導入や、お客様に安心して食べていただくための品質確認などを担当しています。

平 子どもの頃には、何になりたいと思っていましたか?

田 考古学者になりたいと思っていました。弥生時代から奈良時代までが好きで京都と奈良で史跡を見るのが好きな変わった子供でした。
今の仕事との関連は、、関西圏で生活していることでしょうか。

平 それは渋いですね! 実は私も、小学生の頃から歴史が好きでしたよ。京都・奈良の修学旅行の自由行動計画なんて、ウキウキしながら考えました。
でも、今のお仕事は理系、という感じですね。ご自身でも思いもよらない方向に進まれたのではないでしょうか?
江崎グリコには、どんなお仕事をしたいと思って入社されましたか?

田 「モノ」を作り出すことに憧れを持ってメーカーに入社したので、商品作りにかかわりたいと思っていました。
お客様をあっと驚かす類の商品ではなく、気がつけばいつも隣にある、身近でやさしい商品を作りたいな、と。

平 心和む存在のお菓子・・。いいですね。田中さんのお人柄がにじみ出ているのかも知れませんね。
今のお仕事に就いて、特にやりがいを感じたのは、どんな時でしたか?

田 やはり、お客様が店頭で自分が開発した商品を選んでくれたときです。
「お金を払って買っていただく」というのはスゴイことだと思うので。

平 嬉しくて、心の中で、「それ、私が作っているんです!」と思わず叫んでしまいそうですね。
でも、そこに至るまでには、様々な苦労がおありのことと思います。
最近、チョコレート関連のお仕事で、苦心しているのはどんなことですか?

田 世界的な食料高で原材料が高くなる一方ですが、お客様の商品に対する目は
厳しくなっているので、商品の原価と製品力ののバランスで満足いただくよう工夫するのが難しいです。
また、品質面でも「グリコの製品なら大丈夫」といっていただけるよう、日々緊張の中で仕事をしています。

平 「食の安心・安全」に対する関心は、日増しに高まっていますものね。
では、田中さんが、江崎グリコのチョコレートの中で、特に好きなもの、思い出に残るエピソードがおありのものがあれば、お聞かせください。

田 学生のころは「冬の口どけポッキー」が大好きでした。こんなにおいしいものがあるんだ!と、いいことがあったときにご褒美買いをしていました。
そのころから「江崎グリコ」という会社を意識していたのかもしれません。

平 私も学生の頃、「冬限定チョコレート」がコンビニや大学生協に並んでいたのを思い出します。学科やサークルの中で誰かが新製品を買ってくると、みんなで味見したり・・。気づけば、隣にあった身近な存在でしたね。
田中さんが今後のかなえていきたいのは、どんな夢ですか?

田 お客様が召し上がってから10年後にも印象に残っているような商品を作って行きたいと思っています。あくまで食品メーカーに在籍するものとして、「商品」を通じて夢をかなえていきたいなと思います。

平 新製品が次々と出てきて、流行り廃りのサイクルが目まぐるしい世の中ですが、長く愛されるものを育てていくことができたらいいですよね。
これから、次世代を担う子どもたち、お父さん・お母さん達へのメッセージがあれば、お願いします。

田 今、いろいろな情報があふれかえる中で、相対的に、食への関心の比重は薄れてきてるように思います。
「食べること」は「いきること」の基本だと思うので、いっしょにその意味を考えていければなと思います。

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田中さん、笑顔とともに、胸に響くお話をどうもありがとうございました。

「チョコレートに関わるお仕事」シリーズ、次回は、もう1人、女性の方にお話をお伺いする予定です。お楽しみに!

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