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2008年04月 アーカイブ

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2008年04月07日

チョコレートを学ぼう@製菓学校の日々<1>

皆さま、こんにちは、平岩理緒です。
先日、製菓学校で、チョコレートの扱い方についての授業がありました。

一体、どんな内容だったかというと・・、

「チョコレートって、何からできるか知ってる?」
「カカオ豆!」
「じゃあ、カカオ豆って、どこで採れるか知ってる?」

という先生の問いかけに、
「ガーナ・・?」
という、ちょっとためらいがちな答えが返ってきました。

なるほど、確かに、ガーナ豆は、日本へのカカオ輸入量のほぼ7-8割を占めています。
それだけに、ブランドとして認知されているんですね。

でも、カカオ豆が採れるのは、アフリカだけではありません。
カカオは、主に、赤道に近い一帯で採れる、熱帯雨林性の植物です。
もともとは、エクアドルやベネズエラといった、中南米原産ですね。

カカオ豆の中には、生産量は少ないのですが、「クリオロ種」と言われる、原種のカカオから採れるものもあります。
これは、品種ごとに個性ある香り、風味を持ち、フレーバービーンズとも呼ばれます。

チョコレートの味作りでは、様々なカカオ豆をブレンドしたり、最近は、あえて単一品種で構成したりもしますが、ブレンドにおいては、ベースビーンズとフレーバービーンズの比率、というのがポイントになります。

以前、「チョコレートの開発研究担当になると、どんな訓練をするんですか?」
と、江崎グリコの方に質問してみたことがあります。

それによれば、まずは、チョコレートの基礎的な知識を十分に勉強する、とのこと。
実際に自社製品などを試作しながら、テンパリングやフレーバリングなど、 チョコレートの製法や技術を“体で学ぶ”のだそうです。

そうそう、その「テンパリング」ですが、学校の先生が、
「テンパリングって聞いたことある?」
と尋ねたところ、クラスの全員が「聞いたことはある」ということでした。

でも、どういうものかは、実際にはよくわからない・・。

「じゃあ、これから、スイートチョコレートの場合のテンパリングの方法を教えます。」
と先生。

チョコレートには、大きく分けると、スイートチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートの3種類があります。

その種類によっても、テンパリングの方法が違ってくるんですね。
では、これらのチョコレートの違いって?
テンパリングってどうやるの?
と、まだまだ、皆が首をかしげることだらけの授業です。

→続きは、次回にて!

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2008年04月13日

チョコレートを学ぼう@製菓学校の日々<2>

皆さま、こんにちは、平岩理緒です。
先日から、製菓学校の授業で習った、チョコレートの扱い方について書いていますが、その続きです。

「テンパリング」したチョコレートを型に流し込むと、つやのある綺麗なチョコレートの細工ができます。
動物の形をした、色々なチョコレート、かわいらしいですね!

チョコレートには、スイートチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートの3種類がある、というお話をしましたが、まず、それぞれについて、簡単に特徴をまとめましょう。

スイートチョコレートの成分は、「カカオマス」と「カカオバター」。それに砂糖ですね。

ミルクチョコレートは、それに「粉乳」が入ります。
ホワイトチョコレートには、「カカオマス」が入っておらず、「カカオバター」と「粉乳」、砂糖だけです。

あれ?でもちょっと待ってください。
よく、「ビターチョコ」や「ブラックチョコ」という言い方もしますよね。
これって、チョコレートの種類ではないの?・・・と、気になります。

ということで、チョコレートの分類の具体的な基準について、江崎グリコの方に、改めて説明していただきました。

それによれば「ミルクチョコ」と「ホワイトチョコ」には基準がありますが、「ビターチョコ」「ブラックショコ」には、製菓業界統一の基準はないそうです。

簡単に言うと、「ミルクチョコ」は全脂粉乳、脱脂粉乳などの乳製品の入ったチョコレートを指し、「ホワイトチョコ」はカカオマスが入っていないチョコレートを指します。

また、製品に「ミルクチョコレート」と表示するためには、「チョコレート類の表示に関する公正競争規約 」での規定に沿った、一定以上の乳固形分、乳脂肪分が含まれていないといけません。

「ビターチョコ」「ブラックチョコ」という言葉は、「苦いチョコレート」を指すイメージ的な名称として使われていますね。
でも、実際のところは、乳製品が入っていない場合と入っている場合の両方があります。
「ビターなミルクチョコ」というのも、ありうるということですね。

これも、業界としての厳格な規定はないのだそうです。

さて、最初にお話した「テンパリング」ですが、これは、チョコレートの温度を調整することで、安定した結晶にすること。

そのために、一度、チョコレートを溶かすのですが、その融点が、チョコレートの種類によって、微妙に変わってきます。
だから、チョコレートの種類によって、「テンパリング」の時の温度が異なるのですね。

では、実際に「テンパリング」を実習してみましょう!

→続きは、次回にて!

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