遊びについて

遊びとは、①自発性(自分からすること)、②自己完結性(満足するまですること)、③自己報酬性(「楽しいという自分へのご褒美を与えること)の3つに集約されると言われています。子どもは遊びを通して、様々な感情や時空間を体験し、種々の能力を獲得していきます。その出発は、興味関心をもって身近な環境と関わり、子ども自身の自発性に支えられて展開していきます。自発性は、「面白い」「楽しい」といった快の感情から、「もっともっとやりたい」と思い、人・物・事象などに主体的に関わろうとします。関わりが深まることで、遊びの楽しさは増し、興味関心がさらに高まり、繰り返しおこなうことで子どもは発達に必要な経験を積み重ねていきます。