母子健康協会 > ふたば > No.69/2005 > 少子化社会における小児医療 > II-2. 高齢化動向/II-3. 過疎化率
少子化社会における小児医療 小児救急、時間外診療と地域医療への貢献、大学小児科の役割
大分大学医学部脳・神経機能統御講座 小児科学教授 泉 達郎



II-2. 高齢化動向


 65歳以上人口の構成比率を高齢化率とすると、平成14年と平成4〜14年の高齢化率推移に対する相関回帰直線は、それぞれ29.872−0.231×(地域小児科医数)、8.264−0.059×(地域小児科医数)で、ともに各保健医療圏小児科医師数と統計的有意(p値0.0012と0.0313)な相関が見られた。

II-3. 過疎化率


 平成4年から平成14年における人口の増減を平成4年を基準にして算出すると、1. 竹田直入−10.4%、2. 東国東−7.0%、10. 大分+4.6%等で、この相関回帰直線は−7.877+0.216×(地域小児科医数)で、同様に各保健医療圏小児科医師数と統計的有意(p値<0.0001)な相関が見られた。



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